三好美覚の理科の授業(手の甲と平の温度)

中学理科2年

 皮膚には、温度を感じる感覚器官がある。

手の甲と平の冷点(冷たく感じる点)と温点(温かく感じる点)を調べてみた。

 手の甲と平に1平方センチメートルの大きさの場所をマジックで書き、

そこにお湯や氷水を入れたフィルムケース(先に針をつけている)を

目をつぶった友人の手の甲と平につけてみた

すると、手の甲や平全体が冷たく感じたり、温かく感じたりするのではなく、

点で温度を感じる部分が存在していることを理解した。

 冷点は温点よりも多い。

冷点は手の平より手の甲に多く、手の甲では1cm2に3〜5くらいある。

 衣服で考えると、冷点の分布と合っていることに気がつく。

手甲といって手の甲を覆うものがある。手の甲には冷点が多いから寒さを

強く感じるから、理にかなっている。手首にも冷点が多い。だから、セーター

などの手首のところが所が厚く、締まるようになっているのも理にかなっている。